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「ブラッシング(歯みがき)について」
お待たせしました。今回は正しい歯みがきについてです。
歯のみがきかた(歯ブラシの動かしかた)には、多くの方法があります。しかし、すべてのみがきかたが正しいとは言えません。
多くの患者さんが使っているブラッシング法(歯のみがきかた)は、水平法(横みがき)や、垂直法(歯に対して歯ブラシを上下に動かす)、ローリング法(歯に対して歯ブラシを上下に回転させる)などです。
・・・水平法は、奥歯の咬合面{上下の奥歯の咬(か)むところ(食べ物をを潰すところ)}みがくのには、向いていますが、歯の側面{唇(くちびる)側や頬(ほっぺた)側と舌(した)側をみがくと歯肉(歯ぐき)を傷(きず)つけるだけでなく、強くやりすぎると歯が削れて、歯にくぼみが出来たりします。・・・
・・・垂直法やローリング法は、歯に対して上下方向に歯ブラシを動かすため、歯の大部分はみがけるものの、歯と歯肉(歯ぐき)の間や歯と歯のすきまがみがけません。また、歯肉にも傷をつけてしまいます。
そのため、当院では、水平法+スティルマン(改良)法+バス(改良)法でブラッシング指導(歯のみがきかたの説明)を行っています。歯ブラシの毛の硬さは、(やわらかい)か(ふつう)を勧(すす)めています。
まず、歯の側面{唇(くちびる)側、頬(ほっぺた)側、舌(した)側}をスティルマン(改良)法+バス(改良)法でみがきます。
・・・スティルマン(改良)法+バス(改良)法とは・・・
その1:歯と歯肉(歯ぐき)の間の方向(ななめ、角度は45度)に歯ブラシの毛先を向けます。
その2:その方向のまま、歯の側面に歯ブラシを当てます。
その3:その場所から歯ブラシを移動させないように注意しながら、歯ブラシを弱い力で振動させて歯をみがきます。
その4:次の場所に移動するときは、一度、歯から歯ブラシを離してから移動してみがいて下さい。(その1〜その3を繰り返す)
注意:場所を移動するときに、歯に歯ブラシを付(つ)けたまま移動すると、水平法(横みがき)になってくる可能性があります。
そして、奥歯の咬合面{上下の奥歯の咬(か)むところ}を弱い力で水平法(横みがき)を使ってみがきます。
歯をみがくときは、歯ブラシを持っている手と反対側の歯(右手で歯ブラシを持っていれば左側の歯)のほうが、力もいれやすく上手にみがけることが多く、歯ブラシを持っている手の側の歯(右手で歯ブラシを持っていれば右側の歯)のほうが、みがきにくいので、その場所の歯をみがくときには他の場所をみがくときの1.5倍ぐらいの時間をかけるのが良いとおもいます。
土井歯科診療所 院長
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